出会う

気になる人に会いに行ってきました

merry note

窪塚志保|群馬県

2024年|その他

エリアE|ブースNo. E10

嬉しそう、悲しそう、
感情が宿るロボットや精霊たち。
壮大なストーリーがここから生まれる。

桐生市にあるアトリエは、画家である旦那さんの絵もたくさん並んでいる。
2人のものが混在する、なんだか秘密基地のような空間だ。
前職は全く違う仕事をしていたが、もともと絵を描いたり、物作りが好きだった窪塚さん。
デザインフェスタに行ったことをきっかけに、私も何か私も物作りをしたい!と思い足を運んだホームセンターが、更に物作りへの好奇心を突き動かした。すぐに制作をスタート。

初めは透明なレジンの中に小さなゼンマイ(時計の中などに使用されているもの)や花など様々なものを閉じ込め、ロボットや実用性のあるヘアアクセサリーなどを作った。

「無機物な中にも心がある。」
ジブリ映画に出てくる巨人兵がものすごく好きだった。苔が付き、周りを鳥が飛び回る。自然と共存している世界、綺麗ではなく朽ちているようなロボットの姿に強く惹かれた。

窪塚さんの作る全てのロボットや妖精たちには名前がある。この子はこんな性格で、住む世界はどんなところか?など、細かく設定されている。
「目標は絵本を作ることなんです。立体を動かし、実写のような絵本を作りたい。」
ある子を題材にした、ストーリーはもう完成しているという。

「キノ」という子は、目が3つあることにコンプレックスを感じ、誰かに会った時に目をすぐ隠せるように、お面が頭に乗っている。
その子とは反対に、「シロイ」は目が3つあるけど自分の目が大好きな子。
そんな対局にいる子達が題材だ。
窪塚さんの頭の中にある、今までの記憶の破片から生まれてくるストーリー。
どんな絵本が出来るのか、完成が待ち遠しい。

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